またまた出口さんの著書です。
「教養」って何のために必要なのか、ということで、日本人にとっては、海外で活躍する際に、特にヨーロッパでは、バカにされないためにという、ちょっとネガティブなところからのアプローチもありますが、出口さんによると、つまるところは「人生を面白くするためのツール」だということです。
確かに、人生の色んな局面において、「教養」があるのとないのでは同じ経験から得られるモノの深みというのが全く変わってくるとは感じます。
じゃあ、その「教養」をどうやって手に入れるか、ということをよく尋ねられるようなんですが、そういう時に出口さんは、
・読書
・人と会うこと
・旅
とおっしゃるそうです。
それも、功利的というか、例えばビジネスに直結したものではなく、一見ムダに思えるものが、人生を豊かにすることが多々あるようで、積極的にムダなことをすることが意外に「教養」を深めることになるのかも知れませんよ…(笑)