辛酸なめ子の現代社会学

 

辛酸なめ子の現代社会学 (幻冬舎文庫)
 

 

 自虐的な内容のエッセイとマンガで知られる辛酸なめ子さんが、2010年前後にブームだったことについて、エッセイとマンガで語ります。

 かなり極端なところにまで行ってしまっていて、違和感があるのは確かなのですが、それぞれの現象を極端に濃縮すると、こういうことになるのかな、と思えるような感じがします。

 例えば、「○○王子」ということで、野球の斎藤投手やゴルフの石川遼クンとかがもてはやされた現象について、勝手に「清潔」なイメージを押し付けつつも、彼らを見る側の目は、「真逆」な視線だった…みたいな…

 ちょっとクセになる濃さかも…