これまでもこのブログで安田さんの「伝え方」に関する本を紹介してきましたが、この本はダイジェスト的によくまとまった印象を受けます。
口頭と文章での「伝え方」に加えて、「聴き方」「読み方」という受け手として理解しやすくなるノウハウを紹介されているのが印象的です。
特に「聴き方」なんですが、相手が安田さんの提唱するような「話の設計図」に則ったわかりやすい話し方をしてくれなかったとしても、自分が「相手はこういう話をしたいんだろうなぁ…」という仮説の「設計図」を描いて、それに基づいて相手に質問することによって、相手が論理的な話をするように促すという高等テクニックは「目からウ
ロコ」です。
発信がうまくなると、受信の精度も上がるということで、これはいい本です。