「知的野蛮人」になるための本棚/佐藤優

 

 

 「知の怪人」佐藤氏が紹介する、人生の様々な場面において役立てるための本の紹介本です。

 何のために読書をするか、ということについて佐藤氏は、ある物事を判断するために、様々な観点や切り口を自分に備えておいて、引き出しとして持っておくためだということです。

 紹介されている「場面」には、ビジネスや人生について考えるといった「堅い」モノから、不倫や草食男子がどうするといった「柔らかい」モノも含めて、こういう本を読んでいると、こういう場面での判断に役立つ、という推薦図書を紹介されています。

 個人的には、佐藤さんの意外な「柔らかさ」を知ることができて興味深く読めました。