藤原和博さんの『本を読む人だけが手にするもの』で推薦図書として挙げられていたので手に取ってみたのですが、藤原さん自身が税所さんの事業をサポートされていたんですね…
早稲田大学在学中から、先生が不足している地域に、その国内の最高の先生の授業をDVDに収めて、それを提供するすることで勉強してもらう事業を展開されてきた社会起業家の方が著者なのですが、紆余曲折を経ながらも、「5大陸ドラゴン桜」プロジェクトを展開していく姿が描かれます。
いろいろとアツくなれるものを探し求めて突っ走った結果、ここにたどり着いたようですが、それなりに結構な浮き沈みを体験しているようではあります。
ある意味、授業を提供するセンセイだったり、資金を提供する投資家であったりという人たちにとって、こういう突っ走る若者をサポートするということは、そうありたいという自分を応援するってことになのかも知れません。