最近気に入って時折手に取っている高城さんの著書です。
「火中の栗を拾う」なんていうと、誰も手を出したがらないんで仕方なく…といったネガティブなイメージが付きまといますが、実は戦略的に活用することによって、一発逆転というか、大きく評価を上げるチャンスでもある…ということで如何にうまく「火中の栗を拾うか?」ということがこの本のテーマです。
でもやっぱり「火中の栗」だけあって、ヘタに拾おうとすると大ヤケドをしてしまうリスクをはらんでいるわけですが、ある程度自分に経験があって、他の人から見るとどうしようもないことであっても、自分のスキルを活かせば、意外とうまく収められるんじゃないか、という勝算がある場合は、ある程度積極的に取り組むことで周囲の見る目もガラッと変わるという大きなメリットがあるみたいです。
特に中途採用の人とかで、前職のキャリアを活かせるような内容だと、格好の「オイシイ火中の栗」となって、一気に周囲の見る目も変わる可能性がある、ということです。
ただ、ヤケドには気を付けましょうということで、「拾ってはいけない火中の栗」も紹介されていて、タイトルからすると小ネタみたいな印象を受けるかもしれませんが、意外とアナタにターニングポイントをもたらすかもしれませんよ?