2回以上、起業して成功している人たちのセオリー/博報堂ブランドデザイン

 

 

 

 なぜ「2回以上」なのか?ということなんですが、起業して「成功する」っていうのは、偶然ビジネスチャンスに恵まれて…という「運」によって左右される部分があるの
ですが、2回以上「成功」した人だったら「運」ばっかりじゃあないでしょう…ということで、複数回の起業に成功した方のインタビューから共通した要素を抽出しようということです。

 7人の方のインタビューの後、「8つのセオリー」を導きだす訳ですが、想像していたモノとはちょっと違う感じだというのが正直な感想です。

 例えば「市場調査を信用しない」というセオリーが挙げられているのですが、複数の起業に成功した方っていうのは、意外とフェイストゥフェイスでの情報などの「生」の情報を重視しているというのが興味深いところです。

 あと、ソフトバンクの孫さんの弟さんのインタビューでシリコンバレーの状況なんかも紹介されているのですが、やっぱりそういう意識が高い人が日頃から集まっている状況がある故の起業率の高さと言うことがあるようで、日本でもそういう「環境作り」ということを積極的にやらないといけないんだろうなぁ…というのが正直な感想です。