この本、ワタクシ共、40、50代のオトコたちにとって、ホントにツラい本です。
というのも、多かれ少なかれこの本に書かれているような要素って、この年代のオトコ達って、持っているからなんだと思います。
会社はこれまでの忠義をヘーキでチャラにし、妻や子供は居場所を無にし、頼ってくれる親は要介護で…ということで、救いようのない状況を描きます。
でもそれって、自身が招いていることがほとんどで、ある時点で冷静に自分の立脚点を自分の意志で決めていれば避けられることでもあるような気がします。
ミョーなプライドを置いといて、プレーンに何が大事なのかを考えれば、フツーに避けられるはずのことが多いはずなのに…