何冊か著書をこのブログでも紹介している、安藤さんですが、どうやらこの本の元になったのが処女作のようです。(加筆して文庫化されたものです。)
基本的に書かれていることのアウトラインはこれまで紹介してきた本と、あんまり変わらないのですが、個人的にはこの本が一番分かり易いかな、と思います。
というのも、アンガーマネジメントの考え方自体を順を追って紹介されているのですが、それぞれのフェイズにおいて、身近に感じられるように「怒り」への対処で失敗したシーンが描かれており、その時にどう対処すればよかったのかについて、アンガーマネジメント的なレクチャーが行われているので、非常に分かり易いモノとなっています。
割とどの本も大枠の内容としてはそんなに変わらないので、文庫本でもありますし、アンガーマネジメントについて知りたいなら、この1冊がおススメです。