未来から選ばれる働き方/神田昌典、若山陽一

 

未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)

未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)

 

 

 2012年に『2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)』の出版記念講演会に行った時に神田さんが「近い将来に会社がなくなる」とおっしゃっているのを聞いたときは、神田さんもとうとうブッ飛んだ?とワタクシも感じましたし、神田さん自身もそう思った?とおっしゃってましたが、その後もその説を説かれ続けていて、この本はその流れの1冊です。

 まあ、会社が無くなるというのはちょっと極端な発言ではあるのですが、終身雇用制が終焉を迎え、かつては8割以上が正社員だったのが、不況を経て8割が非正規雇用となり、その結果、労働者も会社も将来の展望を描けなくなり、「失われた20年」が更に悪化しそうなところもあるようです。

 そんな中で今後は、会社にしろ、労働者個人にせよ、自分なりの“ストーリー”を描いて、会社と労働者それぞれのストーリーが一致する部分で協業するような、そういう展望を、ご自身の会社の変遷と、異色の人材派遣起業を営む若山さんとともに語ります。

 そんな中で、会社にせよ、個人にせよ、「選ばれる」条件として、CI(Connecting Intelligence)を持ったモノだということです。
 
 そのCIと言うのは、ビジョンと行動に一貫性のある存在だということで、首尾一貫したストーリーを描いて、その通りに行動できることが信頼につながり、「選ばれる」こととなるようです。

 ちょっとわかったようなわからないような内容ですが…