軽自動車に乗る人妻はなぜ不倫に走るのか?/溜池ゴロー

 

 

 

 人妻モノのAVを世に広めたことで知られる溜池ゴロー監督による“人妻礼賛”の本です。

 このビミョーに“社会学”っぽいタイトルで語られるのはホンの数十ページで、その後は“人妻”の魅力とアプローチの仕方を語るという、アサヒ芸能みたいな週刊誌の新書版といった感じの恐るべき本です。

 その“社会学”っぽい部分なんですが、そんなに「フィールドワーク」をしたワケではないんでしょうけど、近年、SNSの普及によって“不倫”へのハードルが著しく低くなったと言われますが、それに加えて、郊外のファミレスと軽自動車が「3種の神器」なんだそうです。(詳しく知りたい方は、この本を手に取ってみてください…(笑))

 で、人妻の“飢え”についても触れられているのですが、「釣った魚にエサやらない」日本人男性と結婚して、他の男性から見ればまだまだ魅力的なのに、ダンナからオンナ扱いしてもらえない…そういうところも“背景”としてあるんでしょうね…