私、子ども欲しいかもしれない。/犬山紙子

 

私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の?どうしよう?をとことん考えてみました

私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の?どうしよう?をとことん考えてみました

 

 

 『負け美女 ルックスが仇になる』や『女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態 (単行本)』で女性の生態をかなりブッ飛んだ表現で紹介してこられたエッセイストの犬山さんがご自身の出産の経験を通して、更に様々なライフスタイルを選択している人へのインタビューを通して、子供を持つということについて語られます。

 ご自身が出産するまでの過程も紹介されているのですが、出産までにステージにおいて、出産した人、結局子供を持たないという決断をした人、結婚しないという決断をした人、同性愛者…何と、子供を持つ決断をした同性愛者まで様々な選択をした人が様々なステージで感じたことを紹介されます。

 その結果、それぞれの決断の中で、自分がシアワセを感じていたら、それでいいんじゃないのか、ということを指摘されます。

 あんなにブッ飛んだ感じだった犬山さんが、子どもを持つことに関してのココロの襞をここまで細やかに追っていったことに感慨を抱かずにはいられません。