自分でつくるセーフティネット/佐々木俊尚

 

 

 ITジャーナリストの方が紹介する、IT時代の「セーフティネット」です。

 ということなんですが、この本、200ページ程の中で、この本題に触れられているのは、多く見積もって5%程しかないという恐ろしい本です。

 結論としては、Facebookなどネットでつながった現代では、誠実であることが最大のセーフティネットである、ということなんですが、そもそも会社員であったことがセーフティネットとなっていた時代を延々と語るのなんか序の口で、思いついて寄り道だらけで、寄り道の寄り道もあったりして、結局この本って何だったんだろう、って感じです。

 これ、編集の方ってちゃんと読んで本にしたのか、不思議でしょうがないです…