まだ東京で消耗してるの?/イケダハヤト

 

 

 東京から高知県限界集落に移住して、プロブロガーとして活躍されている方の“地方
移住のススメ”です。

 地方に移住したい人も少なからずいて、過疎に悩む地域で移住してくれる人を求める所も多いにも関わらず、自治体などのマッチングの成果はあまり芳しくないようです。

 多くの移住者が抱くであろう、雇用の確保や子弟の教育、コミュニティへの溶け込みといった問題ですが、ネット環境の充実や“地方”の環境の変化により、徐々に移住がしやすい環境が整いつつあるようです。

 特に雇用の確保なんですが、会社員のように1つの雇用で生計を立てるだけの稼ぎを得るのは難しいかもしれないのですが、細々とした仕事をいくつも兼ねることによって、それなりの収入を得ることができるようです。

 何せ、特に“住”のコストを始めとして生活にかかるコストが圧倒的に安く、子育ての
環境としてもよく、ストレスが圧倒的に少ないなど、都会と比べてかなりアドバンテージがあるようです。

 コミュニティへの溶け込みにしても、いきなり都会から限界集落みたいなところに移住するのではなくて、まず大都市圏から地方都市へ移住して、自分にあった環境をリサーチしながら徐々に好ましい環境を求めていくといったアプローチを勧められています。

 この本を読んでいると、都会に住んでいるのがバカバカしくなってきますね…(笑)