社会学者の橋爪先生による“読書法”です。
橋爪先生によると、なぜ人が本を求めるかというと、本は人間の頭にとっての栄養であって、教養をつけて豊かな人生を送るために頭が本を求めるということなんでしょうね。
この本はホントに真っ当に、ホンの選び方から、読み方、読んだ本の活用の仕方まで、ストレートに、かつ丹念に説明されています。
基本的にはあまり本に親しんでこなかった方がメインのターゲットとなる読者なんだと思うのですが、それなりに本を読んできた人たちにとっても、自分の読書の姿勢を振り返るのにいいキッカケになる本なのかもしれません。