酒好き医師が教える最高の飲み方/葉石かおり

 

 

 酒ジャーナリストの葉石さんが、酒好きのお医者さんに尋ねた、医学的な観点から見た“正しい”お酒の飲み方を紹介される本です。

 ワタクシ自身もお酒を飲むのが好きなのですが、ちょっと飲酒量が多いかな、と思いつつもお酒の誘惑には勝てていないのですが、自分自身の飲み方がどうなんだろう…と戦々恐々しながら手に取ってみました。

 結論から言うとやっぱりワタクシの酒量は“適正値”から見るとどうやらかなり多いようで、依存症と言われる人の飲酒量よりギリギリ少ないくらいで、結構ショックだったりします。

 葉石さん自身も随分“適性値”よりも随分多いようで、色んな観点から“抵抗”を試みますが、なかなかウマく行かないようです。

 ただ酒を飲んでから風呂に入らないとか、クスリを飲む時は飲酒後3、4時間後にするといった絶対NGの項目や、脂っこいアテを先に食べることでアルコールの吸収量が緩和されるといった、ちょっとしたヒントも紹介されていて参考になります。

 最後に、少しでも長く飲酒をたのしめるようにするために、“適正値”を意識した飲酒を心掛けましょうね、というイタイ一撃を受けて、撃沈です…(笑)