勝間式汚部屋脱出プログラム/勝間和代

 

 

 あの勝間さんが、断捨離を語ります。

 ブレイクした頃の著書でよく語られていたように、勝間さんは自他共に認める“新しモノ好き”だったということで、部屋にモノが溢れかえりがちだったということですが、その勝間さんが一念発起して断捨離を断行したことで人生が好転し、46歳にして新しい彼氏ができた(笑)ということで、断捨離を勧められます。

 勝間さんらしいロジカルな断捨離が紹介されていくのですが、モノを捨てるのがニガテな人にとっては、断捨離を途中で挫折しないための「基準」みたいなものが示されていて、ひたすらこれを参考にするっていうのも、大いに頼りにできるんじゃないか、という気がします。

 ちゃんと効用を上げた上で、断捨離を考えているところが勝間さんらしくて、久々にサスガと思わされる内容の本でした。