韓国人による罪韓論/シンシアリー

 

韓国人による罪韓論 (扶桑社新書)

韓国人による罪韓論 (扶桑社新書)

 

 

 シンシアリーさんの『○韓論』シリーズの最新作で、2018年6月に出版されたのですが、日韓の慰安婦合意の破棄に向けた動きと、北朝鮮との接近に向けた動きをカバーされています。

 それにしても、もうネタも尽きるだろうと思うのですが、次から次へと韓国が反日の新たな動きをしていて、既刊を読むころにはすでに状況はさらに進んでしまっていて困ってしまいます…(笑)

 まあ、慰安婦合意については合意をしたこと自体に驚きましたし、合意時点でもこのまま収まることはないだろうなぁ、と感じていたのですが、着々と破棄…とは明確には言わないのかもしれないのですが、履行する気はサラサラなさそう…の方向に向かっています。

 シンシアリーさんは恐ろしい表現をされていて、韓国は慰安婦問題を解決しようなんて気はサラサラなくて、高齢となった元慰安婦が死ぬまで問題が解決されず、永遠に日本をこのネタで糾弾し続けられたらいいと思っているというにわかに信じがたい、けど言われてみれば、それくらいのことを考えかねないなぁ、ということを指摘されています。

 また北朝鮮への接近なのですが、韓国内では統一に向けた機運がすでに相当盛り上がっているようで、一部には北朝鮮に吸収されるようなカタチを容認する向きもあるようです。

 シンシアリーさんは韓国がアメリカの影響力を排除して北朝鮮との統一に向かう動きを危惧されていますが、どうやら今のところ、その可能性はキッパリと否定できるモノではないようで、日本にとっては、より厄介な隣人を抱えることになりそうです。