
60代から簡単に頭を鍛える法: 「生涯現役」のためにやるべきこと (知的生きかた文庫)
- 作者: 高島徹治
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2016/02/22
- メディア: 文庫
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先日、あれこれディスった『定年後不安』ですが、ビジネス書オタクらしく、挙げられている参考図書・推薦図書にはソソられるものが少なからずあって、しかも50歳代に突入して、リタイア後のことをボチボチ考えないといけないワタクシとしては、ちょっと読み漁って行かなくては…ということで早速手に取り始めてみました。
老後健康的に過ごしていくには、ボケないということが重要な要素のひとつであって、しっかりと脳の機能の低下を避けるための対策を講じないといけないワケですが、実は歳をとったからといって脳の機能が低下するというのは誤解で、少なくともインプットの機能については、全く20歳代の人と変わらず、ただ単に、若い人に比べて、それまでの経験で蓄積してきた記憶が多いからその記憶を取り出すことが困難となっているだけだということなのです。
だからウマく記憶を引き出す工夫を身に付けておけば、全く心配はいらなくて、寧ろ加齢による脳の機能の低下という“迷信”に縛られること自体が機能の低下を招いている側面すらあるということなのです。
だからこの本で紹介されている手法というのは、実は、特に世代を限定せずに紹介されている脳の機能の活性化の手法と全く異なることはないようです。
ということで、“迷信”を信じることなく、しっかりと脳を使い続けることで、かなりの確率で脳の機能の低下を避けられるということで、しっかりとアタマを使い続けましょう!