フジテレビ凋落の全内幕/中川一徳など

 

フジテレビ凋落の全内幕

フジテレビ凋落の全内幕

 

 

 先日『とんねるずと『めちゃイケ』の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論 (イースト新書)』でフジテレビの落日を紹介しましたが、アチラが制作面からの要因を分析されていましたが、コチラの本は経営面や組織面からその要因に迫られています。

 数人のジャーナリストが、それぞれの側面での“要因”を語られるのですが、いずれの場合も突き詰めれば、日枝会長の長期の“独裁”に原因を求めていて、そういった組織の閉塞感が様々な弊害をもたらした結果、現在の低迷を招いているということのようです。

 個人的には、視聴率3冠でイケイケだった頃のフジテレビが良かったのかというと、ああいう品の無いのもなぁ…と思うのですが、それがドロドロしたところに行ってしまっているのも救いがないよなぁと…