50歳からの生き方/佐々木常夫

 

50歳からの生き方

50歳からの生き方

 

 

 うつ病の妻と自閉症の長男を抱えながら東レの役員となり、多くの著書を発表されている佐々木さんが教えるサラリーマン末期の過ごし方です。

 献身的に妻や長男をサポートした佐々木さんにあっても、家族や周囲に対する、ある種ゴーマンな態度を取ってしまっていたという反省があったということなんですが、増してやフツーの家庭を持つ人、さらに言えば役職が上がって行った人は周囲から見ると相当ゴーマンになっていることを自覚して行かないといけないんじゃないかということで警鐘を鳴らされていて、そこから先の人生においては、周囲への感謝を重視していくことが、その後の人生で重要だということです。

 そうじゃないと、だれも見向きしてくれなくなりますよ!?