以前、井戸美枝との共著である『定年男子定年女子』を紹介した大江さんの著書を紹介します。
言ってみれば『定年男子定年女子』の“男子”部分の拡大版と言った感じなのですが、『定年男子定年女子』でもおっしゃっていましたが、老後の不安の大部分は、リタイヤ後にどれ位収入があって、どれ位の支出が見込まれるのかということをあまり把握できていないということに尽きるようで、まずはそこを把握することが第一歩だということです。
その上で、より老後の金銭的な不安を和らげること、人とのつながりを持ち続けること、健康を保ち続けること、生きがいを持つこと、といった目的で働き続けることを勧められています。
その中でも、意に染まない仕事をするんじゃなくて、好きなことを仕事にするために起業を勧められています。
起業というとリスクが高そうですが、ガッツリ儲けようとするんではなくて、小遣い程度を稼げたら…と割り切ったか感じで取り組むと割とハードルは高くないようです。
ということでそのためのノウハウ、特にリタイアまでの種まきを含めて紹介されています。
ワタクシもボチボチそういうお年頃なので、この本を参考に種まきを始めたいところです。