最近何冊かフジテレビの“凋落”に関する本を紹介していますが、この本は元フジテレビの社員だった人が語る“凋落の原因”についての本です。
“元社員が語る”なんていうと暴露本!?みたいな期待も浮かびますが、この方はどうやら元同僚ともいい関係にあるようで、メッチャ社員目線の内容になっています。(笑)
フジテレビ凋落の原因と言うと定番の日枝会長批判ネタもこの本では、トピックとしては取り上げるものの、かなり擁護的です。
結局“凋落の原因”としては成功体験にしがみつき、かつそのことによってミョーなプライドを持ってしまい、ガツガツ視聴率を取りに来た日テレにヤラレてしまったと捉えられているようです。
どっちかというと個人的にはフジテレビって、品の無いノリのイメージがあったので優等生を集めたというのは意外だったのですが、何にせよ成功し続けるというのは難しいことなんですねぇ…