弘兼流60歳からの楽々男メシ/弘兼憲史

 

弘兼流 60歳からの楽々男メシ

弘兼流 60歳からの楽々男メシ

 

 

 先日紹介した弘兼さんの“老後本”『人生は70歳からが一番面白い』でこの本に触れられていたので手に取ってみました。

 『人生は70歳からが一番面白い』でおっしゃられていたのが、リタイア後、何でも奥さんに頼りきりだと、すぐに鬱陶しがられて見捨てられることになるということでしたが、せめてご飯を作るところくらいは請け負って、奥さんの負担を減らしてみては!?という側面であるようで、かつ料理を積極的に作ろうとすることて、創造力、企画力、計画力、段取り力を発揮し、老化防止にも役立てようということです。

 でもいわゆる“男の料理”みたいに、やたらと材料や調理法に凝ってしまうと経済的にも体力的にも精神的にも長続きしないので、安価で手軽に、でも美味しいモノを作ろうというのがこの本の趣旨のようです。

 日々の“一汁一菜”やお客様が来た時に見栄えのするおもてなし料理まで、ちょっとだけ手をかけて、手を抜けるところは抜いてという、初心者でも気軽に取組めそうなレシピが多く紹介されています。

 ワタクシも単身赴任をキッカケに料理をするようになりましたが、個人的には結構ハマってます…億劫がらずに、是非こういう本をキッカケに同年代以上の男性にも積極的にトライしてもらいたいところです。