長友佑都の食事革命

 

長友佑都の食事革命

長友佑都の食事革命

 

 

 長らくサッカー日本代表の左サイドバックに君臨する長友選手が2015年に1年間に渡り雑誌『ターザン』とのコラボでご自身の食事の見直しをされた内容をまとめた本です。

 トップアスリートである長友選手と一般人である我々では食事に求めるモノも異なりますし、専属シェフを抱えてまで実践するなんてマネはできないんですが、ところどころに我々一般人にも取り入れられるんじゃないかと思えるところが多くありました。

 よく言われるところでは糖質の制限がありますが、アスリートレベルだとテキメンにパフォーマンスに悪影響を及ぼすとのことですが、その対策としてできるだけ血糖値の上下を少なくするためのメニューを取ろうとしているということで、単なる会社勤めの我々だとあまり気にしていない人が多いのですが、間違いなく多少はパフォーマンスに影響しているはずで、甘いモノの摂取には気を使わなければならないようです。

 個人的に見に詰まされたのは、長友選手が「食事革命」に取組まれる直前に、試合直後にフライドチキンを食べたのを栄養管理士の方に鋭い指摘をされたことを紹介されているのですが、それは運動の後でカラダが酸化しているときに揚げ置きのフライドチキンを食べるというのは火に油を注ぐようなモノだということだそうで、フルマラソンを走った後にコンビニの揚げ物にビールなんてことをしてしたことにハゲシく反省させられた次第でした。

 まあ、マネできないことも多いのですが、こういう気遣いが健康寿命を伸ばすことにつながるということで、できることを少しずつ取り入れていきたいモノです。