青学大駅伝部のトレーナーとしても知られる中野さんが市民ランナーの“悪あがき”をサポートされる内容の本です。
ワタクシのような50歳代に突入した市民ランナーだと余程の努力をしないと走力は衰えていくばかりなのですが、それでも最早キビシく追い込んだポイント練習やトレーニングも億劫だし、それでも記録向上もあきらめきれないというワガママぶりもリッパな人々が多いと思いますが、そういう人たちの福音になるかも知れない本だったりします。
それでも割とトレーニングの内容が多いので、なーんだとワガママなジジイランナーは思うかもしれませんが、ちょっとしたストレッチの見直しで可動域が圧倒的に広がる可能性も秘めていたりして、やってみる価値は大いにあるような気がします。
また高齢ランナーが常にリスクを抱えている故障の予防に向けたストレッチも紹介されており、個人的にはコチラの方に興味がそそられます。
オヤジランナーだけがターゲットではないのかも知れませんが、都合の良い処方箋を求めるワガママランナー必読の書なのかも知れませんよ!?