弁護士であり税理士であり国際経営コンサルタントであるという、まあキラびやかな肩書である方による“老後”論です。
ワタクシ自身が50歳代に達したこともあり、ボチボチリタイア後のこよも考えないと…ということで、ここ1年くらいでこういった類の本の紹介を急増させていています。
これまでこのブログで紹介してきた類書では、年金やそれまでの蓄えで不足する分について、自分が得意で好きなことで起業して、まあ5万円程度を稼ぐことで経済的にも精神的にも充足しようといったことをススめるといった感じの本が大多数だったのですが、なかなかこの本はアグレッシブです。
ちゃんと一等地にオフィスを構えて、戦略を周到に練って…そこまでやってはじめてリタイア後の充実を選ら得るのではないかとおっしゃいます。
最後の方にこの本を読んで、書かれているような方向性でヤル気になる人は、多くて2割くらいだとおっしゃられていますが、まあ1%もいれば多い方なんじゃないですかね!?
そもそもこういった方向性でヤル気になる人はこういった本を手に取らないんじゃないかと思いますし、大多数の人の反感を買ってオシマイって感じなんじゃないかということで、自身の著書でこんな的外れなターゲット設定をするコンサルタントってどうなんでしょうね…