『家族という病 (幻冬舎新書)』で家族の在り方に一石を投じた下重さんが、今回は「夫婦」の在り方に一石を投じます。
下重さん自身は、大恋愛をした相手と敢えて結ばれず、結婚するつもりもなかったところ、ふとしたことから結婚をし、つかず離れずの関係を保たれてきたということのようです。
その上で未だ多くの夫婦間の関係が女性の犠牲の下に保たれている状態について、そのことが家庭での不和のにつながっているということで、もっとそれぞれの“個”が尊重されるべきなんじゃないかということです。
その上でキャリア的な充実もさることながら、自由に恋愛もしてしかるべきではないかということにまで言及されています。
日本人男性はワタクシ自身を含め、ヨメに甘え過ぎのところが多分にあると思いますが、ちょっとこういう本を読んでピリッとした方がいいのかも知れません。