試験に出る哲学/斎藤哲也

 

 

 センター試験の倫理での出題を通して哲学のサワリのところを学ぼうという趣旨の本です。

 哲学というのはどういうモノなのかということ自体には興味があって、数は少ないながらもこのブログでも、そういった趣旨の本を取り上げてはみたのですが、なかなかハードルが高くて、どういったモノなのかを自分なりにつかむことはできていないのですが、この本は初歩的な内容をつかんでもらおうという趣旨だといういうことなので、何とかなるかも知れないと思って手に取ってみたし次第です。

 結論から言うと、結局また跳ね返されてしまいました…

 高校時代、倫理自体科目が開講されませんでしたし、社会という科目はどれもかなり好きなのですが、倫理だけは…倫理で哲学が扱われていることもこの本で初めて知ったくらいですし…

 ただ、神との対話から、自己との対話という大きな流れを知れたというのは、ホンの小さな一歩ながら成果だったのかな、と…