「代謝」のメカニズムを解き明かすことで、人間のカラダの仕組みを紹介された本です。
「代謝」というのはそもそもカラダに入ってきた食物などが消化酵素と触れることによって化学反応を起こし、人間が生きていくために必要な栄養素を摂取するプロセスということですが、その化学変化のプロセスを分子構造のイメージ図や例示なんかを用いて、できるだけシロウトにもわかりやすいように丁寧に説明されているのですが、そもそもそのプロセス自体が複雑で、全体で400ページ及ぶボリュームで紹介されているので、ワタクシは最初の40ページくらいで丹念に読むことを諦めてしまいました…
割とコミカルな説明も多く、「脂肪の燃焼」や「悪玉コレステロール」など世間の多くで誤解を以って受け取られている内容について解きほぐされているなど、興味深い内容が多いので、細かく理解することは諦めても楽しめます…モチロン、丹念に読み取ることに越したことはないんですけどね!?（笑）
