文在寅という災厄/武藤正敏

 

文在寅という災厄

文在寅という災厄

  • 作者:武藤 正敏
  • 出版社/メーカー: 悟空出版
  • 発売日: 2019/07/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 以前『韓国人に生まれなくてよかった』という強烈なタイトルの“嫌韓本”を紹介した元駐韓大使による“続編”です。

 前著で北朝鮮のことしたアタマにない、経済にも外交にもシロウトの大統領が就任したということで、大変なことになってしまうと危惧されていたのですが、その予測が当たるどころか、遥かに上を行ってしまったということで、前著での予測の“答え合わせ”的な趣旨もあります。

 シロウトならシロウトなりに官僚をウマく使えばいいのに、独善的なところのある文氏は、これまたシロウトの取り巻きのスタッフに国政全般を牛耳らせてしまい、経済や外交を混乱させてしまっているということです。

 反日のことは日頃イヤになるほど日本においても報道されていますが、サブタイトルにあるように『日韓両国民を不幸にする』ということで、文政権になってから経済の閉塞感は日本で報道されているよりもかなり深刻なようで、大学を卒業してもバイト先すらロクに見つからないほどだそうです。

 それにしても反目し合う文大統領と安倍首相ですが、官僚への人事権をチラつかせて抑圧し、側近に官僚を支配させたり、マスコミを支配して都合のよい報道ばかりにするなどの手法がソックリなのは皮肉なところです。

 まあ、徹底的に文大統領のやることなすことケチョンケチョンにコキおろした内容ですが、今までのご自身の外交努力を無にした文大統領がキライなだけであって、韓国をさげすんでいるワケではないって、日本がキライなワケじゃなく安倍がキライと言っている韓国人のような元駐韓大使でありました!(笑)