中高生をターゲットにした職業紹介本の中に観光ガイドになりたい人向けのモノを発見したので手に取ってみました。
「観光ガイド」というのは「通訳案内士」と「添乗員」」の2種類の立場があるということカタチで紹介されています。
実際にJNTO(日本政府観光局)なんかは通訳案内士に添乗員の役割を果たすことも期待しており、直近の試験制度の改定でそういった内容の試験科目も追加されたので、ソッチも知っておくことに越したことはないのですが、突き詰めるとそういう立場の違いはあるということです。
で、ワタクシとしては通訳案内士のところを目当てにしていたので、実際に通訳案内士として活躍されている方の業務に関するかなり詳細なインタビューを紹介されているのはありがたい所です。
以前読んだ本で、専業の案内士として食べている人はかなり少数派だということを見たのですが、この本で紹介されている通訳案内士の方はかなり高い頻度でガイドをされている方なので、将来を夢見る中高生にミョーな夢を見させるのはどうかと思うんですけどね…