消したくても消せない嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法/大嶋信頼

 

 

 昨日に引き続き『精神科医が教えるストレスフリー超大全』で紹介された参考図書で「他人と自分を比べない方法」というセクションで紹介されているモノを手に取ってみました。

 

 この本がオモシロいのは、自分が持っている嫉妬や劣等感をどう解消するかということだけではなく、自分が持たれている”嫉妬”を解消する手法についても言及されていることで、しかもその割合が後半の半分強を占めているというのがオドロキです。

 

 他人の感情なんてそう簡単に動くもんじゃないだろ、と言われそうですし、ワタクシ自身もそういうトピックが扱われているのを知って、かなりタップリと眉にツバをつけて読み進んでいたのですが、結構これがナットク感満載だったりします。

 

 というのも、割と"嫉妬"って、あからさまに誰が見てもステキな人には抱かないようで、寧ろ自分よりちょっと下に見ていた人が自分よりチヤホヤされているのを見た時に最大限に発揮されてしまうという側面があるようで、言ってみれば、ミョーに周りに気を遣って、普段から下手に出ていることの多い人の方が却って嫉妬の対象となってしまいがちなんだそうです。

 

 ということで、貰い事故的な”嫉妬”を避けるには突き抜けてしまえばいい、ということで、自由奔放に、ちょっとくらい周りに迷惑をかけるくらいでちょうどいいというのはかなり目からウロコです。

 

 確かにそういう風に周りに気を遣いすぎるんじゃなくて、自分が生きたいように生きれば、自分がもつ嫉妬や劣等感も随分軽減されそうですしね!?