SLEEP/ショーン・スティーブンソン

 

SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術

SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術

 

 

 引き続き『精神科医が教えるストレスフリー超大全』で紹介された参考図書で「睡眠の質をさらに上げる方法」というセクションで紹介されているモノを手に取ってみました。

 

 ワタクシ自身、あまり睡眠が上質でないという自覚があるもんで、睡眠関連の本はかなり読みこんだのですが、正直、トピックと言うのはかなり限られていて、どの本を読んでもかなり対策としては共通したモノが多くて、カバレッジを広くすれば、対策も増えるというだけで、割とカバレッジの広い本を選択して、自分に合った、もしくは自分ができていない対策をつぶしていくしかないのかな、とは思っています。

 

 そんな中でこの本はかなりカバレッジが広い方で、睡眠に問題を抱えている人はとりあえずこの本を手元に置いておいて、思い当たるフシをツブシて行けばいいじゃないかな、という気がします。

 

 カバレッジの広さの証拠というか、何でこんなモンまで入れてんの!?と思うのが、”肥満”なのですが、確かに肥満の度合いが上がるほど、睡眠時無呼吸症候群にかかりやすいなど、かなり肥満と睡眠の質というのは相関関係があるのは、言われてみれば確かなのですが、類書は敢えて対策が難しいから避けていたのかな!?という気もしますし、肥満を解消すれば睡眠の質が上がるということはコインの両面でもあるようで、睡眠の質を上げれば肥満も解消しやすくなるというところもあるようです。

 

 あとは、個人的にヒットだったのが、糖質制限が睡眠の質につながりやすいということで、コロナ禍で単身赴任先から自宅に一時避難しているせいで糖質制限がどっかに行ってしまいましたが、ちょっとずつ取り戻していかないとな、とはおもいますが…(自宅に戻ってから睡眠の質が格段に上がっているので、その面だけ見れば糖質制限の必要性は下がっていたりはします。)

 

 とにかく、類書の中でもかなりノウハウを広めにとっているので、ちょっと睡眠に悩みのある人は自分に合った対策を取り入れてみては如何でしょうか!?