最近は、日テレの『スッキリ』などテレビのワイドショーのコメンテーターとして政治・経済などのトピックにもスルドいコメントを差し挟まれたり、ママタレの皆さんと子どもの虐待防止の社会運動を主催されるなど、社会派としての活動が目立つ犬山さんですが、元々エッセイスト/イラストレーターとして、美人なのにモテない女子の生態を紹介するエッセイで一世を風靡された頃の一冊です。
この本では、
・男から嫌われる女子
・彼氏から嫌われる女子
・女から嫌われる女子
・職場で嫌われる女子
との類型化をされていて、それぞれのシチュエーションごとに”嫌われる”行動につぃうて紹介されています。
ただ、マジメなマニュアル的なモノではなく、面白おかしく、あるあるネタを語るといった感じで、今のシャープで、おキレイな犬山さんのイメージで見るとかなりのギャップを感じるほどの自虐ネタも含めて、かなり爆笑モノです。
これも、”残念な美人”というくくりなんで許されるというか、笑えるのですが、そういうくくりがなければ、今やディスられかねないほどスレスレですが、笑いながら読んで、オトコのワタクシでも、あ、気をつけないと!?と思わせる、何気ない行動に触れられているので、爆笑を誘いながら実用的だという、現在の犬山さんのシャープさを彷彿とさせるところもある”深い”内容になっています。