昨日に引き続き坂口さんのビジネススキルに関する本ですが、今日は”統計”に関する本です。
統計と言うと、ワタクシ自身結構アレルギー気味で、情報処理技術者試験なんかで必ず何問かは出題されるのですが、分散や標準偏差くらいならまだ何とか理解できるのですが、回帰分析とかになると段々アヤしくなってきて、重回帰分析とかt検定とかになると逃げだしたくなって、大体は”捨て問題”になってしまっていました…（泣）
リサーチャーでもない限り、統計をゴリゴリ活用して仕事をされているビジネスパーソンの方って、そんなには多くないとは思うのですが、Excelを活用すれば意外とカンタンに統計の処理をこなすことができて、かなり有用な情報を抽出できるということもあって、坂口さんは食わず嫌いにならずに積極的に活用されることをススメられています。
この本では、分散や標準偏差、回帰分析といった統計における分析手法を、とりあえず理論的なことは置いておいて、ビジネスにおける具体的な活用の場面を想定して、Excelを活用した分析のやり方について紹介されています。
個人的には、回帰分析まではやり方とか活用の方向性も理解できたのですが、やはり重回帰分析辺りから理解がアヤシくなってきて、t検定とか、仮説検定とかは撃沈してしまいましたが、かなり活用の方法論みたいなものは見えてくるような内容になっていますし、これをキッチリとエビデンスとして活用できるようになれば、提案とかの説得力は大きなものがあると思えます…是非、ご活用の程を！
