ポップ・カルチャー/宮台真司+松沢呉一

 

ポップ・カルチャー

ポップ・カルチャー

 

 

 社会学者の宮台センセイがポップ・カルチャーについて語られるというので期待して手に取ってみたのですが、エロ雑誌のライターとの共著で、しかも9割方各分野の人との対談なのですが、宮台センセイが出てくるのは半分くらい…最後に、そのエロ雑誌ライターとの対談なのですが、結構高尚なモードで話してくれていたらオモシロかったのかも知れませんが、援交モードで同レベルの会話をしているので、風俗雑誌の業界対談かよ!?って感じでかなり残念な感じでした。

 

 この本が出版されたのが1999年で、村上隆しりあがり寿など結構な大物も出てくるのですが、あまりに扱っているジャンルが多すぎて、各パートが短すぎるので、ヘタなサブカル雑誌を読んでいるような気がしました。

 

 やっぱり本を直接見ずに手に取ると、時折ハズしてしまいますね…