うらさだ/さだまさしとゆかいな仲間たち

 

うらさだ

うらさだ

 

 

 先日、『やばい老人になろう』を紹介して、さだまさしさんが多くの著名人にかわいがられて、今ご自身が若い人たちを引き立てているということについて触れましたが、この本はさださんと交流のある人たちが、さださんとの交流を語るというモノです。

 

 芸能界だけではなく、最近よく著書を紹介している鎌田先生も寄稿されていますし、一番意外だったのが、堀江貴文さんが寄稿されているということで、ご自身のオンラインサロンにさださんを呼んだりして、結構交流があるようです。

 

 という風に、業界や世代を問わず幅広い交流が伺えますが、フツーは年上に可愛がられる人って、割と年下からのウケが悪かったり、その逆のパターンもあると思うのですが、さださんは年上に可愛がられて年下に慕われるという稀有な存在であるようです。

 

 この本で取り上げられているエピソードでは、拘留の広さの割に素顔のさださんは意外とシャイで人見知りがキツイ部分があるということなのですが、ご自身がそうしてきたように、そこを踏み越えて懐に飛び込んだ人に対しては、これでもか!?というくらいに親身になるということで、多くの人がそういう意味で「大御所らしくない」とおっしゃられていて、そういう飄々とした姿勢は痛快にすら感じます。

 

 もうすぐ70歳になろうかというさださんですが、未だに多くのコンサートや著作、慈善活動と全くと言って活動の衰えが見られないということで、ちょっとカラダへの自愛が必要なんじゃない!?というご意見も多くの人から表されていますが、そういうエネルギッシュなところも人を引き付ける要素なのかも知れませんね!?