最近、仏教を中心とした宗教関連の書籍を読むのと、ヨメの影響で寺社仏閣巡りがマイブームとなっていることにこのブログでも度々触れていますが、その参考にしようと思ってこんな本を手に取ってみました。
単純にお寺に行って仏さまを見るだけでも楽しいのですが、由来とか意味合いを知っているとより深く楽しめるかなぁと思って手に取った次第ですが、なかなか期待以上のモノがあった気がします。
まあ、伽藍の配置とか、意味合いまでは深く突っ込まれていないのですが、仏さまの説明については、かなり深く説明されていて、それぞれの役割やそれに基づく配置など、そういえばああいう風に並んでいたよな…と思うと、こういう本を持って実際にお寺に行くとよりよく理解できるかもしれません。
そもそも寺と言うのは、「仏国土」といって仏の国を意味し、境内は建築物や仏さまを含めて完成された世界観を形成しているということで、法隆寺などを例に取ってその構成の意味合いを説明してくれていたりもします。
しかも巻末におススメの10大寺院を紹介されているのですが、これがかなりマニアックで、善光寺や永平寺などの著名な寺も含まれてはいるのですが、京都や奈良のお寺は、名刹ではあるモノの教王護国寺や室生寺など、割と知る人ぞ知るところを選ばれているのが興味を引きます。
こういう本を参考に、より寺巡りを充実させていきたいと思います。