正しい目玉焼きの作り方 きちんとした大人になるための家庭科の教科書

 

 

 時折このブログで取り上げている中高生向けの『14歳の世渡り術』シリーズなんですが、今回のテーマは「家庭科」ということで、受験の科目でもなく、調理実習くらいにしか関心が向けられず軽く見られがちな科目ではありますが、実は将来生きていくために非常に重要な科目であるはずで、ワタクシ自身は単身赴任時に会社の寮が閉鎖になった時に、アラフィフにして初めて身の回りのあらゆることを自分でカタをつけなくてはならなくなって戸惑いましたが、中高生の皆さんはこういう本を読んで、そうはならなくて済むようにしておいた方がいいかも知れません…(笑)

 

 タイトルが「正しい目玉焼きの作り方」とあるので、目玉焼きも作れないのか!?とバカにする向きもなくはないでしょうが、意外と自己流で作っててキチンと作るとキレイでラクに美味しくできる…というヒントを紹介されています。

 

 ということで、この本では炊事、洗濯、掃除、裁縫という家事の大きな柱について紹介されているのですが、個人には家庭科では最早、調理実習と裁縫の記憶しかないのですが、洗濯や掃除は一人で生活するとその重要性を痛感する部分であって、そういうイタイ目に合わないための必須スキルだということに早めに気づいた方がいいと思われます。

 

 まあ、どっちかというと中高生がが先を見据えて…というよりも、リタイアを控えたおとーさん方が、濡れ落ち葉と蔑まれて疎んぜられないようにこういう本で勉強するというのが、一番有用な気がしないではないのですが…(笑)