そろそろ、お酒やめようかなと思ったときに読む本/垣渕洋一

 

 

 はじめに断っておきますが、こんな本を取り上げたからと言ってワタクシ自身がお酒をやめようかなと想っているワケではありません…(笑)

 

 こんな本を読んでいることがヨメにバレたら、ようやくその気になったか!?と色めき立ちかねないので、極秘事項なんですが…

 

 ただ、元々割と酒量が多いのは自覚していて、単身赴任時代からは多少減らしたものの、在宅勤務となって早く働き始めて早く終わる生活をしているもんで、仕事が終わったら速攻飲んでいることもあって、もうちょっと抑えんとアカンかなぁという意識もあって、つい魔が差して自腹でこんな本を買ってしまいました。

 

 この本は以前紹介した『実録!アルコール白書』のような廃人寸前の背筋が凍るような症例が紹介されているワケではないのですが、長らくアルコール依存症の治療に携わって来られたご経験から、アルコール依存症の治癒の難しさについて触れられていて、如何にして、その手前の段階で踏みとどまるのか、ということの重要性を繰り返し強調されています。

 

 そのギリギリの線を把握するために、診断チャートみたいなものを紹介しているのですが、以前紹介した『しくじらない飲み方』で紹介されていた診断チャート同様、割とキワキワな感じで、やっぱりそれなりにヤバい状況だということを再認識した次第です…

 

 とにかく酒量を減らすのには、まず酒が「薬物」だという意識をもって、それなりのリスクが伴うことを意識すること…特に、ワタクシも頻繁にたしなんでおりますが、ストロング系チューハイという、ちょっとしたドラッグよりもヤバいとされるモノがフツーにコンビニで売っている…がスタートで、自分の医師に頼らず、そのための仕組みに従ってメカニカルに進めていくしかないようで、そういうプロセスに入れない人は、医者に頼るべき見たいです。

 

 って、こういうネタを酒を飲みながら書いているんですけどね…