キャッシュレスどんどん得する使い方/福島えみ子

 

 

 近所の本屋さんの100円の古本コーナーにこんな本を見つけたので手に取ってみました。

 

 ワタクシ自身、というかウチの家自体割と現金志向が強くて、ウチの奥さんはクルマの購入にもローンを組みたがらないほどなんですが、消費税を10%にした時のキャッシュレス決済優遇策に乗っかって使ってみたら、その便利さにハマってしまい、最近はほとんど現金を使わなくなってしまいました(笑)

 

 ということで、キャッシュレス決済をより活かしていけたらということで読んでみることにした次第です。

 

 この本の出版自体が2019年なんで、それほど現在と状況が変わっているワケではないのですが、それでもこの本の中でも紹介しているオリガミペイがサービスを終了したりと、もう少し勢力図を見据える必要はありそうなのですが、周辺を見ても高齢者を含めても、ある程度定着しつつあるとみてよさそうです。

 

 ワタクシ自身は時短でハマったのですが、かなりポイントを有利に使えるということで、パッと見そんなにポイントバックの割合は高くないモノの、当然現金だったらゼロなワケですし、ちょっとしたポイントバックもチリツモだということで、しかもチャージにクレカなんかを併用すると、ひとつの取引で二重三重にポイントをもらうこともできるようで、結構バカにできないチリツモになるようです。

 

 さらには、ワタクシ自身も失敗したことで、ペイペイの導入時のボーナスキャッシュバックを怪しげだと見送ってしまって、今になって後悔しているワケですが、こういうサービス開始時のシェア拡大の動きは、サービス提供側の安定性や将来性などをある程度冷静に見極める必要はあるモノの、乗り遅れないことで大きなメリットがあるようです。

 

 あとは時短にしても、1つの取引で節約できる時間は数分なワケですが、数分のチリツモも長い目で見ると相当な規模になるワケで、それなりに意義のあることに使えるようなボリュームになりうるということで、キャッシュレス決済のチリツモ的な価値は相当高いモノになるようです。