60歳からの教科書/藤原和博

 

 

 『35歳の幸福論』『45歳の教科書』など年代ごとの指南本を出版されてきた、民間出身者初の都立中学校長を務められたことで知られる藤原さんですが、とうとう60歳版がでました。

 

 自らのご経験を「実験台」にして、生き方を”試して”こられたということなのですが、近作ではそういうご経験をある程度普遍性のあるフレームワーク的なものとして提示されようとする試みが顕著になっています。

 

 60歳になって、その後もムリせず現役としてマイペースで活躍して行くためには、自らの希少感を訴求する必要があるということで、そう言われると多くの人が尻込みしてしまいがちなところを、実は60歳迄それなりに仕事をしてきているということは、ある程度独自のスキルがあるはずだとおっしゃいます。

 

 さらにそこに「何か」を掛け合わせて、さらに希少性をアピールすることで求められる人になるということですが、その「何か」はできるだけ現役世代に手掛けたモノとは距離のあるものにした方が、より希少性が増すということです。

 

 そんな中でどういう分野でそういう「何か」を見つけるかということなのですが、何らかのカタチで周囲や社会に「貢献」できるようなモノを探すことで、より充実した人生が期待できるということで、あと数年で60歳に突入するワタクシとしても早めに「何か」を見つけないと…