ケント・ギルバートの素朴な疑問

 

 

 最近、ビミョーにケントさんの著書にハマっていますが、こちらも近年の右翼的な著書ではなく、メディアに頻出されていた頃の著書です。

 

 タイトルだけ見ると比較文化論的な内容かと思いますが、前半はどちらかというと日本の文化を紹介したトピックが多く、日本語で日本人向けにこういう内容!?と訝しんでしまいます…

 

 ただ、取り上げているトピックは、意外と日本人でも由来を知らないモノが多いんじゃないかと思われ、一応通訳案内士の勉強である程度こういうトピックには強いはずのワタクシでも知らなかったモノも含まれるくらいで、今後インバウンドが再開した際に参考になる有用なモノでした。

 

 後半にはタイトル通り、外国人から見た日本の不思議が紹介されますが、25年程度前ということで、女子高生のトンだ行動を取り上げているところに時代を感じます。

 

 また○△×って日本特有だったのね!?など、トリビア的にオモシロいトピックもアリ、なかなか楽しいモノでした。