ChatGPTの「使い方」にフォーカスした本です。
ワタクシ自身、未だGhatGPTを使っていなくて、その用途というのもあまり認識していなかったのですが、この本を見ると、多くのサラリーマンのちょっとした仕事の、ざっくり半分以上はChatGPTがこなせるんじゃないか!?と思えるところもあり、これは本格的に企業がこれを活用しだすと、中途半端な人材はかなりヤバいんじゃないかとすら思えてきます。
新人の力量を推し量るのにもつかわれると言われる議事録だったり、会議のスケジュール調整だったり、かなり手間がかかる割に、成果としては大したことのない「雑用」もChatGPTにオーダーすれば、それこそ一瞬で結果を残してくれたりするようで、新人の出る幕も少なくなりそうです。
そういう「雑用」だけではなく、提案書だったりマーケティング・リサーチだったり、ついこないだまでだったら、それなりにクリエイティブなタスクとして考えられていたモノも、ChatGPTが一瞬で答えてくれるようで、これだったら随分と人員数も減らせるよなぁ…と経営層だったら思うに違いありません。
こういうAIが「できること」をリアルに見せられると、やっぱり脅威に感じる部分は多く、キャリアの序盤にある人はどうやって生き残っていくのかを真剣に考えないといけないんだろうなぁ、とリタイアを目前にしたオジさんは他人事のように思う次第でありました…