50歳からのごきげんひとり旅/山脇りこ

 

 

 ワタクシ自身は小学生の頃からの乗り鉄なので、ちょいちょい一人でフラフラ出かけてたので、ひとり旅に特別感はないのですが、ヨメに18きっぷ旅を吹き込んだらちょっとハマってしまったようで、50歳くらいの年代の女性って、意外とひとり旅のニーズってあるのかもしれません。

 

 そもそも子どもやダンナの世話で煮詰まってしまうこともあるでしょうし、友達とスケジュールが合わなければ、なかなか出かけるチャンスもなくなってしまうかも知れなくて、積もり積もったモノを発散するためにもひとりでも旅に出かけられるようになるというのは、色んな意味で重要な「スキル」なのかもしれません。

 

 この本の著者の方は割とダンナさんとも色々と出かけていて、旅慣れた方ではあるようなのですが、50歳を機にひとり旅にでかけるようになって、意外と楽しいということに気づかれたようで、その愉しさとともに、ひとり旅の方法論も紹介されています。

 

 やはりコミュニケーション能力に長けた方が多い傾向のある女性だと、ひとりで出かけたとしても結構コミュニケーションをとられることも多いでしょうし、食事や買い物など愉しむネタもいっぱい持っているでしょうから、ひとり旅という概念を自分の中に持っておくことで、随分と選択肢が広がるという側面もあるでしょうから、この年代の女性の方は、一読して自分でもやってみるか考えてみては如何でしょうか!?