- 作者: アルベルト・ザッケローニ,久保耕司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/12/28
- メディア: 単行本
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ザッケローニの自伝です。
ただ、書かれて時期が、ウディネーゼを率いてセンセーションをもたらした頃で、ミランに
すら行っていない時期です。
でも、ほとんどプロとしてのキャリアを持たない彼は、既にこの時点で、ワガママオーナー
たちによる辛酸を舐め尽くしています。
なんとなく、朴訥とした言い回しも、ゴーストライターによる著作じゃない感じで好感を
抱けますが、身の処し方も含めて、あんまり器用な感じじゃなさそうですね。
以前、日本のような静かな環境で仕事をしたら、大きな成果をもたらすんじゃないか、と
書きましたが、その後の日本代表のパフォーマンスを見ていると、ザッケローニにとっては、
ちょっと刺激が足りないのか、舐められているのか…そんな気すらする、壮絶な監督遍歴
でした。