最早、元SKEの…ということが憚られるほど幅広い活動を展開されている松井玲奈さんによるエッセイ集です。
ワタクシは初めて松井さんの著書を手に取るのですが、エッセイ集だけでも3作目で、小説も執筆されているということで、リッパに文筆家でもあるようです。
このエッセイ集では、結構松井さんの普段の仕事を始めとする生活の中における心中の葛藤がセキララに語られているのですが、モノの書き方を見ていると本を読んできた人だなぁ、という痕跡がそこかしこに感じられます。
収録されているエッセイの中に、「決意表明」と題された一説があるのですが、よくよく本を読んできただけに、最初に執筆を依頼された際に、自ら書くことへの逡巡があったということですが、それでも求められて執筆することの意義を感じて引き受けられ、その後何冊もの著書を執筆されることになるワケですが、マジメな性格らしく、またこれまで読んできた本の内容がチラつくのか、ああでもないこうでもないと書きながら悩む姿も明かされていて、そういった難産の末に紡がれた文章故に、あまり松井さんを知らないワタクシにとっても、どこか共感を覚える部分があります。
子どもの頃に心酔したという「ハリーポッター」の舞台への出演が叶うという一説もアリ、松井さんの活動が大きな一つの円になっているかのようで、今後も活動を応援したいところです。






