2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
国語のできる子どもを育てる (講談社現代新書) 作者:工藤 順一 講談社 Amazon 先日紹介した齋藤センセイの『書ける人だけが手にするもの』で推薦図書として紹介されていたので手に取ってみたのですが、長年国語教育に携わられてきた方が紹介する「国語力」の…
仏教入門 (講談社現代新書) 作者:南 直哉 講談社 Amazon 曹洞宗の僧侶の方が紹介される仏教の入門書です。 宗教の入門書というと、その宗教の外形的な知識を紹介するモノが多いんじゃないかと思うのですが、この本はどちらかというと仏教の修行への入門とい…
観光の哀しみ (新潮文庫) 作者:順子, 酒井 新潮社 Amazon 『負け犬の遠吠え』で知られる酒井順子さんが「観光」がはらむもの悲しさを語られた本です。 酒井さんの主要なネタとしては、『負け犬の遠吠え』を代表とする女性の生き方についてのモノと、『女子と…
上機嫌の本 作者:佐藤 愛子 PHP研究所 Amazon ワタクシ自身が割とイライラしやすい性質だということもあって、何とかそういう傾向を軽減しようと思って、齋藤孝さんの『上機嫌の作法』『不機嫌は罪である』や書家の武田双雲さんの『上機嫌のすすめ』といった…
老後破産は必ず防げる 年金と老後資金を増やす裏ワザ! 作者:大村 大次郎 ビジネス社 Amazon 『あらゆる領収書は経費で落とせる』などの節税指南を始めとして、おカネに関するノウハウについての著書を多く出版されている元国税調査官の大村大次郎さんが、リ…
笑って、泣いて、考えて。 ~永六輔の尽きない話~ 作者:さだまさし 小学館 Amazon 永六輔さんとさだまさしさんの対話をまとめた本です。 元々、さださんは少年期に永さんがテーマ曲を作詞された紀行番組『遠くへ行きたい』で旅に覚醒したということもあって…
ヤマザキマリの世界逍遥録 (JAL BOOKS) 作者:ヤマザキ マリ KADOKAWA Amazon 『テルマエ・ロマエ』で知られる漫画家のヤマザキマリさんがJALの機内誌に寄せられた紀行文の連載をまとめた本です。 このブログで紹介した自伝的な著書『地球生まれで旅育ち』…
となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」 (朝日新書) 作者:大江 英樹 朝日新聞出版 Amazon このブログでは『老後不安がなくなる定年男子の流儀』などリタイア後のおカネに関する著作を紹介してきた大江さんの近刊なのですが、この本はサラリーマンなど…
英語の新常識(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル) 作者:杉田敏 集英社 Amazon 1987年の『やさしいビジネス英語』に始まって、『ビジネス英会話』『実践ビジネス英語』と、2004~2006年に1年半ほどの中断期間はあったモノの、2021年3月ま…
貧乏国ニッポン ますます転落する国でどう生きるか (幻冬舎新書) 作者:加谷 珪一 幻冬舎 Amazon この本や『日本はもはや「後進国」』など、日本経済が既に先進国のモノとは言えないようになっていることを喝破し当初は訝しがられながらも、次第にその説の正…
マーケティングに使える「家計調査」 世界最大の消費者ビッグデータは「宝の山」だ 作者:吉本佳生 講談社 Amazon 『スタバではグランデを買え!』で知られるエコノミストの吉本佳生さんが『家計調査』を紐解くことによって、マーケティングのネタを探り当て…
不良という矜持 作者:下重 暁子 自由国民社 Amazon あの上品な下重さんが不良!?と思って手に取ったのですが、この本での「不良」というのは「型にはまらない」という意味であり、かつそういう意味での「不良老年」たるべき方々に向けて書かれたモノなようで…
「嫌いっ!」の運用(小学館新書) 作者:中野信子 小学館 Amazon 脳科学者の中野センセイが「嫌い」という感情について、脳科学的な観点を紹介された本です。 日本では、好き嫌いなく何でも食べましょうね!?とか、誰とでも仲良くしましょうね!?とか、とかく…
禁欲と強欲-デフレ不況の考え方 作者:吉本 佳生,阪本 俊生 講談社 Amazon 『スタバではグランデを買え!』など経済のメカニズムを身近なトピックでわかりやすく紹介する著書で一世を風靡したエコノミストの吉本佳生さんが社会学者の阪本俊生と経済のパラドキ…
ヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にして成らず 作者:ヤマザキ マリ 毎日新聞出版(インプレス) Amazon 『テルマエ・ロマエ』で知られる漫画家のヤマザキマリによる、毎日新聞に連載された『人生相談』をまとめた本です。 このブログでも『仕事にしばられ…
ガラスの50代 作者:酒井順子 講談社 Amazon 『負け犬の遠吠え』の酒井順子さんが50歳代を迎えての加齢に纏わる所感をつづられたエッセイ集になります。 酒井さんはワタクシの2歳年上でほぼほぼ同年代なので、非常に共感できる部分が多いのですが、冒頭で5…
子どものスマホ問題はルール決めで解決します 作者:石田勝紀 主婦の友社 Amazon 学習塾を主宰されていて、子どもの教育に関する著書も多く出版されている方が教える「スマホ問題」への処方箋です。 特に中学生くらいの子どもたちがいる親御さんたちには、子…
歴史をなぜ学ぶのか (SB新書) 作者:本郷和人 SBクリエイティブ Amazon 本郷センセイが語られる歴史の研究のあるべきアプローチと、そういうアプローチをとることによる歴史を学ぶ意義というモノをテーマにされた本です。 以前『怪しい戦国史』を紹介した際に…
家族終了 (集英社文庫) 作者:酒井 順子 集英社 Amazon 『負け犬の遠吠え』で知られる酒井さんが「家族」について語られた本です。 この本は2019年に出版されたモノで、2018年に掲載されたWebメディアでの連載をまとめたモノだということですが、連載前後にお…
現実を視よ 作者:柳井 正 PHP研究所 Amazon UNIQLOの運営で知られるファーストリテイリングの社長である柳井さんがぬるま湯につかった日本人に向けた怒りのゲキです。 当然日本人にも多くのお客さんを持つ企業の社長としては、大っぴらにすべきではないので…
龍馬の家計簿: 元国税調査官が龍馬の金銭資料を徹底監査 作者:大次郎, 大村 河出書房新社 Amazon 『あらゆる領収書は経費で落とせる』など徴税側からみた節税のノウハウに関する多くの著書で知られる元国税調査官の大村さんですが、趣味の延長で『お金の流れ…
働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなる (集英社文庫) 作者:浜田 敬子 集英社 Amazon 女性として初めてAERAの編集長を務められたことでも知られる方が働く女性の葛藤について語られた本です。 著者である浜田さんは、1989年…
教養として知っておきたい33の経済理論 作者:大村 大次郎 彩図社 Amazon 『あらゆる領収書は経費で落とせる』というセンセーショナルなタイトルの著書で話題をまいた元国税調査官の大村さんが紹介する、ビジネスパーソンが知っておくべき経済理論について語…
海外メディアは見た 不思議の国ニッポン 新しい世界 (講談社現代新書) 講談社 Amazon 海外メディアで報道された情報を日本語で紹介するニュースサイトでの報道内容の中で、海外の人から見て不思議に思える日本のことを紹介した記事を集めた本です。 女性の地…
書ける人だけが手にするもの (SB新書) 作者:齋藤 孝 SBクリエイティブ Amazon 以前紹介した『読書する人だけがたどり着ける場所』の「書く」バージョン的な位置づけになるのでしょうか!? 多くの人にとって「書く」ということは、どうしても身構えてしまって…
めざすは認知症ゼロ社会! スマート・エイジング:華麗なる加齢を遂げるには? (シリーズ・福祉と医療の現場から) 作者:川島隆太 ミネルヴァ書房 Amazon 『脳トレ』の監修者で知られる川島先生の著書を近所の図書館で見つけたので、手に取ってみました。 川島先…
血圧を最速で下げる 老化を防ぐ「血管内皮」の鍛えかた (幻冬舎新書 お 25-3) 作者:奥田 昌子 幻冬舎 Amazon 35歳でオトナの健診を受け始めて以来、もうすく20年になろうとしていて、もれなく血圧が高めだと言われ続けており、いろんな本を読んだり、その中…
山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る (講談社+α新書) 作者:山中 伸弥,成田 奈緒子 講談社 Amazon iPS細胞の山中先生が大学時代の同級生で、共に解剖実習などもされていたという小児脳科学を専門とされている方と子育てについて対談をした模様をま…
迷わない。 (文春新書) 作者:櫻井 よしこ 文藝春秋 Amazon 女性ジャーナリストとしての草分けとして知られる櫻井さんが半生を振り返った自伝的な著書です。 昨今は安倍元首相シンパの極右の論客としてのイメージが強い櫻井さんですが、ワタクシなどは、1980…
影の権力者 内閣官房長官菅義偉 (講談社+α文庫) 作者:松田 賢弥 講談社 Amazon 日本政界についての著書を多く出版されている方が書かれた菅氏の官房長官時代に出版された著書ですが、菅氏の総理大臣就任後にこの本に後日談を加筆されて『したたか 総理大臣・…