学習塾を主宰されていて、子どもの教育に関する著書も多く出版されている方が教える「スマホ問題」への処方箋です。
特に中学生くらいの子どもたちがいる親御さんたちには、子どもたちがスマホにハマって勉強が疎かになっていてイライラしているという方々が多いんじゃないかと思われ、この春から高校生になる次女のいるウチも例外ではないのですが、少なくともある程度のナットク感を以ってスマホ問題を解決するための処方箋がある!ということです。
タイトルにある「ルール決め」というと、そんなことすでにやってるけど、守りゃしねぇよ!と思われている方も多いと思いますが、ルール設定にコツがあるようです。
大体ルール設定は、スマホを与えるときに親がルールの内容を決めて指示するといったカタチが多いと思いますが、スマホが欲しくてテンションの上がっている子どもたちはどんなルールでも「守る、守る!」といって受け入れたフリをしますが、まぁ、実効性はないですわね!?
スマホを与えるときにルール設定するというのは有効性があるのですが、あくまでも子どもに、自分が守れそうなルールを自分で言いだしてもらい、それを親が受け入れられるレベルになるまで交渉をして、お互いナットクした上でルール設定をすることが必要だということです。
また、使用前に想定してなくて守れなくなることも当然あることで、ルールに実効性がなくなった場合は、速やかに改めて話し合った上でルールを見直すということが、親子ともどもストレスなくスマホを持たせ続けることにつながるということです。
ある程度単純に思えますが、まずはお互いナットクするところまで話し合ってルールを決めるというのはなかなかハードルが高そうで、そういう信頼関係を醸成することが重要なんだろうなぁ、ということを改めて感じた次第です。